文玧は今年もライブ中

病院坂の首縊りの家の文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

だいたい大御所大女優が犯人(暴論すみません)。

原作所持読了済み。本当に秀逸なタイトル。横溝先生が本来なら二つの作品にするところをひとつにして一度で二度楽しめる作品に楽しんで書いたとあとがきで自負されていたが
楽しみすぎ!読むのが大変。ややこしい!
そして映画でいっちゃん最初に台詞言うのが横溝先生っていうのがまたふざけている。奥様も出演。
役者差し置いて誰よりも先に喋る先生。レザボア・ドッグスのタランティーノか。ふざけ倒している。まったくどういうこと。

女王蜂の話だけど
岸惠子にフランス語、加藤武に英語
市川崑に芝居
石坂浩二に絵を教えてもらって
メイクアップアーティストにメイクを習ったとかいう中井貴惠のエピソードがとんでもなくて結構好き。妙ちゃんいいなぁ。
横溝先生の原稿の清書もしてるし。すんごい。ちやほやされまくり。
まじで岸惠子や加藤武から語学教わってみたいわ。

相変わらず音楽カッコいい。草刈正雄の赤いマフラー、カッコよくて印象的。
草刈正雄なぁ…父が似ている…
みなさんの肌色とかあおい輝彦の引くくらいの髭とかメイクアップはどういう演出指示だったんだろう。不気味。
野草を食べる岡本信人さんやピーター(カッコいい)とか大滝秀治さんとかスーパー豪華な役者陣がワクワクもの。