R20

クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国のR20のレビュー・感想・評価

3.9
クレしん映画の中でもあまり見向きされてない隠れた良作。冒頭のシーンで地味に泣ける。かつ、この作品の主人公がしんのすけとみさえということが分かる。今作の敵は過激な環境保護団体、しかもその団体のボスがこのような行動に走った動機があまりにもしょうもない個人間でのトラブルが原因で、トマトソースを名画にぶちまけるような自分勝手な思想でのみでしか行動できない今現在の過激な環境活動家の出現を予言していたかのような狂いっぷり、人間こそ地球を滅ぼしかねない邪悪な存在で全員野生動物に帰ることによって地球環境を保全しようとする。そんな自分勝手な思想家の陰謀にまたもや野原一家、カスカベ防衛隊のメンバーが巻き込まれてしまう。ストーリー後半のしんちゃんが完全なる野生動物と化した母みさえの記憶を取り戻そうと立ち向かっていくシーン、凄まじき親子愛全開でした。
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