せんにん

なまいきシャルロットのせんにんのレビュー・感想・評価

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)
3.0
同時期の「ラ・ブーム」と違って、こちらは悩める少女といったところか。
いわゆる”ここではないどこかへ”系で、少女は常にいらいら。

それが観る者にも伝わってくるのは、演者の力量か単に受け付けないだけなのか。

でもこれって、大人が子供のころのことを振り返って「こうだったと思う」という苛立ちを描いているのであって、なんだかんだと大人の目線でも理解できなくはない範囲。
本当の子ども・思春期って、もっと支離滅裂で、動物的な気もする。
きっと同年代の子どもが観たら理解できないのではないだろうか。なんて思ったりした。
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