にゃんぷー

牢獄の罠のにゃんぷーのレビュー・感想・評価

牢獄の罠(1954年製作の映画)
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レンタルにないので買った。
静かに狂った一作。脚本がいちいち怖えーんだよ、これ。上映時間は『その女を殺せ』と同じく71分。人生の時間の使い方を学ばされる。
本作ではエド・ウッド演出をじっくりと味わえる。引き画のセット撮影、人物を無気力に追うカメラ、扉の開閉、鳴り続ける独特なBGM、オーバーラップの多用等、監督の十八番がみられる。映画史上最も臨場感の無いクロスカッティングあり。(手術前のシーン)

ラストは落ちるか、落ちるか……落ちたーーーっっ!!と盛り上がれる。「コレが本当のオチってね」というシャレ。こりゃ一本とられた!
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