ジョエル・マクリーとフランシス・ディー、夫婦共演映画。なのでまあ、ふたりが恋に落ちるのは当然の流れだが、フランシス・ディーの実家にジョエル・マクリーが小切手を届けるシーンの直後でもうすでに恋仲になっているので仰天する。早すぎるだろ。
それはまだしも、フランシス・ディーが都合のいい女すぎて嫌ですね。綺麗な人ってだけ。しかしラストで老けた2人にはちょっとグッとくるものがあった。
それにしてもこの強烈なダイジェスト感はなんだろう。300分ある映画を96分に縮めたらこんな感じになるんじゃなかろか。どうも大事業らしい(そして危険だったっぽい)大陸横断郵便事業設立のプロジェクトもさくっと終わる。
あと後半で南北戦争が勃発するのだが、敵として(重要キャラっぽく)出てくるキャラが誰だかわからなくて「誰だっけこいつ……」としばし考えた結果、序盤でフランシス・ディーに片思いしていた奴だと思い出した。こいつもさくっと死ぬ。