このレビューはネタバレを含みます
少女アリスがいろんな経験をして大人になる話の「不思議の国のアリス」、テリーギリアム解釈…
かとおもったら、原作が別であるんですねー。
ミッチ・カリンの「タイドランド」
ちょっとホラーっぽい映画かとおもって観たら安定のネジ具合でした。
序盤のアリスらしい演出による没入感が良かった。欲を言えばもっともっと夢に入り込める演出があっても…。現実離れしたロケーションなのにちょっと薄かったかな
タイドランドのアリスは性を知って大人になった。
ジェライザ・ローズ(めちゃ美少女、、)最初はお父さんっ子な見た目でなのに、最終的には皮肉にも濃い化粧で着飾った死んだ母親に似てしまうという、蛙の子は蛙な女性像、、。
女友達を捨てて男と結ばれようとするとかも、「大人になる」ってことだよなあと。ある意味リアル。
パパと鑑賞したので、パパがブリトーみたいになってたのとか、気まずかったし
この先死んでもう会えなくなったら、私もジェライザと同じように「パパは長い旅に出てしまって、頑張って眠ればパパの夢で目覚められる」と思うのだろうなと悲しくなった。(真横にいて尚更)
そんなパパ役ジェフ・ブリッジスはこういう役似合いすぎじゃないですか?