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ザ・ロイヤル・テネンバウムズのhrdのレビュー・感想・評価

2.9
 父親も原因の一つであるが、かつて天才と言われた子供達が、大人になり生じた問題を抱えつつ、父親も含め以前生活していた家に再集合しそれぞれに合った生き方を歩んでいく話。
 子供時代と同じアイテムを着けていたり、同じ髪型だったり、目立つ服装やアイテムを身に付けているなど、個性的な性格や見た目のキャラ、一目で誰かを判別できる人々が多く登場。赤いジャージは嫌というほど見ることになる。
 折り入った話をする時に、おもちゃ置き場となった半畳程度の空間に行くのが好き。この監督の作品はテンポ感が心地よい。ふらっと墓参りに行ったり、墓地で故人を見送るのは、やはり日本にない文化、アメリカならではだなと思ったり。最後の車で追突からの追いかけっこ、かなり好き。イーライ、嫌いになれん。
 Velvet Undergroundとかニコの曲が流れるのは最高。
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