ジェームズ・キャメロン監督、
アーノルド・シュワルツェネッガー主演、
『ターミネーター２』のコンビ。
超やりたい放題。
車だろうが、ヘリコプターだろうが、ガンガン壊す。西部警察以上に壊す。
一方、シュワルツェネッガーは、この映画でも相変わらず無双の強さだし、
それでいて、おふざけのコメディ映画で、
これらが混じり合って、ちゃんと一流のエンタメ映画になっている。
ウィキペディアによれば、史上初めて制作費1億ドル以上の映画らしいけど、当時史上最高額の制作費をかけてコメディ映画はつくるとは、ジェームズ・キャメロン監督は昔からイカれていたなぁ。
ストーリーは、
表の顔はコンピュータ会社のセールスマン、裏の顔は大統領直轄の諜報機関のスパイのシュワルツェネッガー。
悩みは妻が浮気していることと、娘の手癖が悪いこと。
公私混同、スパイ組織の力で妻の浮気を暴いてしまうも、テロ組織に掴まってしまい…
そこからは、『コマンドー』のように敵の銃弾は絶対に当たらず、シュワルツェネッガーの銃弾は百発百中！の無双の強さが続くだけ。
お金をかけた、一流エンタメ映画、面白かった。
ただ、これもジェームズ・キャメロン監督の特色のひとつでもあるけど、ちょっと長いかな。
140分の映画だけど、120分にはできたと思う。
それから、この映画は、浮気している妻役のジェイミー・リー・カーティスが素晴らしい。
