【混濁】
何が驚きかと言うと150分ある映画なのだが、映画のディテールをそれほど思い出せないこと。1作目のトランスフォーマーたちが人間の目に触れていく様はワクワクした虚構VS現実だったのだが、マイケル・ベイの詰め込んで爆破の火力で調理する手法で逆に意識が混濁する。あれだけスローモーション使うならトランスフォームのタイミングをエモーショナルにスローで描けないのか?と…
サムの戦士の側へと転がっていく様は素敵なわけだけど、そこに想い人がいてこその与謝野晶子的な高揚というのを次作で思い知らされる。
トランスフォーマーの名前はプロレス技みたいで好きではある。
ちなみにトランスフォーマーとは関係ないが好きなヒーロー名は「ウォッチメン」のコメディアン。