ぷーすけ

どん底のぷーすけのネタバレレビュー・内容・結末

どん底(1936年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

黒澤明版を観たので、比較のために観た。

思ったよりも違いが多くておどろいた!
まず、ペペル(盗人)と友達になる「男爵」という役は黒澤版にはいなかった。
ぺぺルと反対に堕ちていく側の人。

下宿のメンツは大体一緒だが、哲学者のような怪しいおじいさんはやや影が薄くなっていた。

最後、ペペルとナターシャがどん底から抜け出して終わるのにもびっくり。全然違うじゃーん!


個人的には救いのない黒澤明版の方が好きかも…最後の「台無しにしやがって」がはっきり記憶に残っている。
比べると、こちらは全体的にのんびり平和な感じがしたなぁ。

男爵の「過去のことは全て忘れた。覚えているのは服くらい」みたいなセリフがなんか好き。
あと「どん底に殺されたんだ」も。
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