たけちゃん

アメリア 永遠の翼のたけちゃんのレビュー・感想・評価

アメリア 永遠の翼(2009年製作の映画)
3.5
それじゃあ、また、愛しい人…。


ミーラー・ナーイル監督 2009年製作
主演ヒラリー・スワンク、リチャード・ギア


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日、7月24日は冒険家アメリア・イアハートの誕生日です。

アメリア・イアハート?
誰それ?
そう思いますよね。

「ナイト・ミュージアム2」をご覧になった方なら分かりますかね。あのスミソニアン博物館で、ベン・スティラー演じるラリーを助けてくれた女性がアメリア・イアハートです。そこではエイミー・アダムスが演じていましたね。とってもチャーミングでした( ˘ ˘ )ウンウン


【アメリア・イアハート】
1897年7月24日、カンザス州のアッチソンの裕福な家庭に生まれました。
子供の時から飛行機に憧れ、1921年に最初の飛行機を買ったそうです。
そして、1928年に夫となるジョージ・パットナムから「大西洋を飛びたいと思いますか」と尋ねられ、チームの共同パイロットとなり、大西洋の横断に成功。一躍、時の人となりました。

その後も数々の記録を打ち立て、1932年にはリンドバーグに続き、大西洋単独飛行に成功。
1937年に赤道上世界一周飛行に挑戦していたところ、太平洋上で消息を断ちました。7月2日のことでした。
必死の捜索にも関わらず、その彼女の機体も遺体も発見することが出来ず、多くの謎を残したまま現在に至ります。

そうしたミステリー的な最後を迎えたせいもあり、彼女のことを取り上げた映画も多いですよね。しかし、今作は知りうる限りの情報で撮られた彼女の伝記映画です。




さて、映画です。
いや~、ヒラリー・スワンクのアメリアはそっくりですよね。決して美人ではないけど、凛々しくて、女性冒険家としての強さが出ていました。
冒険家だからなのか、凄く男性的な人物に感じましたよ。
女性飛行士の、そして、女性自身の地位向上を目指した活動家的な一面もあったんですね。


映画としては、伝記ものなので、決して面白くはなかったかなぁ。
それでも、彼女と夫ジョージとの私生活にも触れたストーリーは、知らないことばかりで興味深かったですね。
なので、アメリア・イアハートという人物に興味がないと、そんなにおすすめは出来ません。でも、色んな映画に登場することを考えても、アメリカ人はアメリアのことをとても好きなんじゃないでしょうか。僕は勉強になりました( ˘ ˘ )ウンウン



ということで、アメリア役のヒラリー・スワンクや夫役のリチャード・ギアに加え、ユアン・マクレガーやミア・ワシコウスカなどが好きな方は、観ても良いかと。よろしければどうぞ( •̀ω•́ )و✧