モールス

マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選のモールスのレビュー・感想・評価

2.0
アメリカを動かす議員たちを叩きに叩いた皮肉全開の悪ふざけ映画です。やれ植物を議員選挙に立候補させたり、黒人専用のタクシーの運転手になったり、議員の献金問題を議員本人に直接質問するなど、マイケル・ムーア監督なりの「正義」を振りかざしてます。
本作はかつての「華氏911」のような骨太なドキュメンタリーでもなく、底が浅くてネタ作りも杜撰であります。
社会的弱者から見れば、爽快な映画を作りたかったことでしょう。ただ米国の根深い社会問題 を描写するにも、低俗すぎましたね。
この路線では彼の映画制作も限界なのかと、個人的には心配になります。
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