カーズWSA

第三の男のカーズWSAのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
4.0
初めて観ました。
始まったときってこっちもわかんない。どんなお話か、こっからどう展開してくのか。
頼りにして来た友人が死んでました。のっけから葬式。えーどうなっちゃうの?不安です。

エビスビールはもうこれ曲の名前が、ハリー・ライムのテーマ、なんですね。こっちが先でも脳にはエビスとしてインプットされてしまってるので流れる度にアタマの中でつぶやく、あ、エビス。

シロクロでもとても見やすく、光と影をうまく使うと説明いらずで場面の雰囲気を感じ取れる典型、というかこれが最初の方なのか。

影から出てくる顔。このシーン知ってる!
オーソンウェルズの顔と表情、エビスビールの曲で、不穏なサスペンスなのに軽妙な感じが素敵。

全てが明らかになったあとの葬式。行われてることは同じでも観てるこっちの気持ちは全く違う。こういうの好き。

あとこれも有名なのかもしれないけど、最後のずーっと歩いてくるとこ良いです。

キャスト確認したらバーナードリーが出てました。M。若くて気づきませんでしたがあの人ね。
葬式から始まるの同じだー。007は二度死ぬ。これもこっちのが先か。
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