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ファの豆腐のcherryのレビュー・感想・評価

ファの豆腐(2011年製作の映画)
3.6
「白い雪」という題名で2本立てとなっており、「ファの豆腐」と「冬の日」の2作を見た。もう一方の方を見る前は、長澤まさみが出ていたので期待していたけど見終わると「ファの豆腐」の方が親子の関係を強く描いていて、個人的には良かったと感じた。

ファの豆腐は、その名の通り昔ながらの豆腐屋で働く父親とその娘の物語で、冒頭での父親の豆腐作りのシーンがとても印象的だった。主演の菊池亜希子の透明感がすごくて、見ていてとても引き込まれた。セリフの数はすごく少ないながらも、表情豊かに演技をしてくれているのでどんな気持ちでいるのか、想像ができて良かった。豆腐を売るため、自転車で移動しながらファの音を奏でる。その音からも感情が読み取れると思った。

私の友達に豆腐が好きすぎて、なぜか将来「豆腐屋で働く!」と意気込んで話している友達がいるので、この作品を見ている最中も友達が頭に浮かび、その子にぜひ見てもらいたいと感じた笑
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