きょう

ラ・ブーム2のきょうのレビュー・感想・評価

ラ・ブーム2(1982年製作の映画)
3.5
15歳になったヴィックは、魅力的で女っぽくはなったけれども、まだ本当の恋は体験していなかった。そんな折、旅先で出会った青年フィリップとの偶然の再会が、彼女の恋心に火をつける…


☆ソフィーマルソー演じる主人公のヴィックは前作から歳を重ね、15歳になりました。
前作に比べて、可愛いさは変わらずですが、さらに大人っぽい美しさが加わり、より魅力的になっています。
そして、恋にもさらに積極的となる流れ💘
色々な男の子にモテるヴィック。その分両親の心配も膨らんでいるようでしたが…😅
相変わらず、曾祖母のプペットは恋愛の先生。今回もヴィックに様々な恋愛戦術を伝授していきますが、プペット自身の恋の行方も見どころでした💘
前作では互いの男女関係で色々あった両親でしたが、ヴィックには弟も出来て、そのあたりは何とかうまく回っている様子💦
ただ、父が歯科医を辞め、研究者になるためにリヨンへ行くかどうかで悩み、何か一つ解決しても、また新たな問題が出てくるものですね。家族って本当に何かしらありますね。
前作ではまだまだ子供っぽさも残っていたヴィックがこちらでは、たった2年で恋愛のみならず、人としても成長して、そんな部分も見どころでした。


☆久しぶりに青春時代を思い出させる作品を観て、自分自身の過去をあらためて考えさせられました😌若い頃にこの作品を観ていたら、今とはまた違った感情で、きっと何事も主人公視線で捉えていたと思います。今は主人公にも親や祖母がいて、それらのそれぞれの気持ちも考えて観ていました。
恋愛って幸せで楽しいものであることはいうまでもなく、その反面、様々な辛い気持ちになることもあります。そして、そんな経験を積めば積むほど自身の成長にも繋がっていくものだとも思います。
素敵な恋愛をいっぱいして、素敵な大人の階段をのぼりつつある主人公が魅力的な作品でした🥹✨
きょう

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