るい

眠らない街 新宿鮫のるいのレビュー・感想・評価

眠らない街 新宿鮫(1993年製作の映画)
4.3

あ…あ…あかん🫠


新宿警察署防犯課 訳ありの一匹狼 鮫島警部は危険な任務に単独で奔走する。というハードボイルド小説の実写化です。

この鮫島警部を真田さんが演じるのですが、もうね、これはいかん。事件よ!

原作者の大沢在昌氏は、鮫島は背が高くもう少しひょろっとしたイメージで書いてたとおっしゃっていますが真田鮫島は自信満々で挑戦的で色気が半端ないです。(大沢さんも小説と実写は別物なので実写作品は大満足だし、真田さんが作り上げた鮫島もとても良いとおっしゃっていました。)

普段の猛々しさとか飄々とした鮫島警部のその様もとってもいいんですが、とある拷問シーンでの人間としての脆さがでる部分との対比が凄い。

正直こういう役って時代劇と違って誰でもできると思うんですよね。でも真田さんの顔面と演技力とアクションとが相まってものすごい解像度の人間・鮫島さんになっていたと思います。(あ、原作未読なのでこれから読む!買った!)

あと、邦画でも洋画や洋ドラでもそうですがこの作品でも相変わらず真田さん脱がされてて…体めっちゃ仕上がってる。この時代のダボっとしたスーツを着てると全然わかんないんですが裸になると体格の良さが一目瞭然。

この作品ゲイのお兄さんがたくさん出てくるのですが、大沢さんがインタビューで新宿2丁目で鮫島萌えが話題になったほどと言っていらっしゃいました。拷問シーンはてっきり監督の演出だと思っていたら、奥田さんのアドリブだったそうで。もう、すんごいネットリした絡みで…🫣

ま、取り敢えず真田広之ファンは色んな意味で一見の価値ありでございます🦈👮‍♂️

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