とし

水曜日のエミリアのとしのレビュー・感想・評価

水曜日のエミリア(2009年製作の映画)
3.1
イザベルの死に対する複雑な思いがあるから仕方ないのかもしれないけど、エミリアという人物が好きになれないなあ。
切ない展開のように描かれているけど、孤立を深めているのはエミリア自身のせいなんじゃないの?ってずっと思っていた。
後半にジャックが言っていたことがすべてだと思う。
「君は愛する者に厳しすぎる。」

厳しすぎるというか、ずっとイライラしていて、カッとなって気持ちをぶつけて後になって悔やむ‥‥。ずっとそんな調子。
そりゃあずっと一緒にいたら疲れるよ。

次第にエミリアとウィリアムの距離は縮んでいっているようだけど、エミリア自身が成長しているとは思えず、ただひたすらにウィリアムがいい子だっただけっていう感じがしてしまう。
ジャックとウィリアムの懐が深くて救われたね!っていうのがこの作品を観た感想。

24-1
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