マフィアの陰謀に巻き込まれたスカイダイバーの戦いを描く
かの大傑作『バニシング・ポイント』のリチャード・C・サラフィアン監督を父に持つデラン・サラフィアン監督作品だからなのか、"主人公の愛車は白の70年型ダッジ・チャレンジャー"というオマージュが良かった
そしてチャーリー・シーンとナスターシャ・キンスキーという、これまた"父親が凄い"系役者の共演
つまり"究極の2世映画"という事になる
素人目でも分かる"雑な脚本"には少々萎えるものの、銃撃戦に爆破、空中でのアクロバティックな救出劇など、見せ場の連続でガンガン押し通す
この破天荒な勢いこそ90年代ハリウッド映画の魅力
随所に挿入される下ネタとギャグも相まって、終始能天気なのも個人的には性に合う