あぱっち

ターミナル・ベロシティのあぱっちのレビュー・感想・評価

ターミナル・ベロシティ(1994年製作の映画)
3.7
マフィアの陰謀に巻き込まれたスカイダイバーの戦いを描く

かの大傑作『バニシング・ポイント』のリチャード・C・サラフィアン監督を父に持つデラン・サラフィアン監督作品だからなのか、"主人公の愛車は白の70年型ダッジ・チャレンジャー"というオマージュが良かった

そしてチャーリー・シーンとナスターシャ・キンスキーという、これまた"父親が凄い"系役者の共演

つまり"究極の2世映画"という事になる

素人目でも分かる"雑な脚本"には少々萎えるものの、銃撃戦に爆破、空中でのアクロバティックな救出劇など、見せ場の連続でガンガン押し通す

この破天荒な勢いこそ90年代ハリウッド映画の魅力

随所に挿入される下ネタとギャグも相まって、終始能天気なのも個人的には性に合う
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