このレビューはネタバレを含みます
スコセッシはバイオレンスな映画よりも
アフター・アワーズとかニューヨーク・ストーリーの一遍とかこれとかの方が好き。
エレン・バースティンがリードした女性の自立の映画。イラストレーションのジャケットも素敵なんだけど(幅広のヘアバンドが印象深い。)
このフィルマークスのジャケットもすごく良い。
ジョディ・フォスターもハンサムでクールな女の子として出ている。
作品にまつわるエピソードも好きで
これは女性の映画だけどあなたに撮れるかしら?
とバースティンに尋ねられたときに
当時新人監督だったスコセッシが言った
分からないけど勉強して頑張るという返答とか
(バースティンはその飾り気のない誠実な対応に信頼を寄せたそうです。)
エンディングはクリス・クリストファーソン(良かった)のアイディアとか
撮影場所の牧場主の夫婦に演出を口出しされてしまうスコセッシとか
プロダクション・ノートがいちいち好きだった。