しょうた

ネルのしょうたのレビュー・感想・評価

ネル(1994年製作の映画)
3.0
昔、観た記憶を無理矢理思い起こしました。

社会から隔離された山奥で育った少女、それを見つけた医者との交流を描いた人間ドラマ。
この映画はジョディフォスターの演技が熱い。
ネル語という架空の言葉をいとも簡単にしなやかに喋る姿は知性の高さを思わせる。
そして取り憑かれたような表情のうまさ。
反抗する顔、子供に見せる優しい目、ラストの裁判の証言する振る舞い‥全てが完璧な演技。
あまりにも完璧すぎて、そのキャラの背景が見えにくくなったかな‥。
この完璧な演技で見事にアカデミー賞にノミネートされた。
もう一回DVD借りたかったけど廃盤になってるとの事で‥YouTubeで予告動画観てその当時を思い出しました。

専門学生の頃、女性の先生と帰りの電車で偶然一緒になり映画の話で盛り上がって、その流れで大森の映画館までネルを一緒に観に行きました。
後日、友達からティーチャーハンターというあだ名をつけられました‥。
思い出深い作品です。
しょうた

しょうた