【名作を観ようシリーズNo.99】
《今日が永遠に続く…》
ビル・マーレイ主演で贈る、タイムループ・ロマンスの名作。
前回レビュー作”オール・ユー・ニード・イズ・キル〟の原作は、この作品に影響を受けているらしく。
ソフト所有で久々の再鑑賞。
天気予報士フィル（ビル・マーレイ）は、取材のために田舎町へ。
そこで始まるタイムラビリンスの世界。
寝ても覚めても明日にならない…
取材に同伴した美人プロデューサーのリタをあの手この手で口説こうとするが…
この作品は、人間の心に大事なものを教えてくれる。
高慢で自己チューのフィルがタイムループを繰り返すことで人生を悟り、慈悲の心が芽生え、人に温かくなっていく姿が実に爽快だ。
自分も人を判断するときに、自分に対してではなく、周りへの言動を見るようにしている。
特に立場上の弱者への言動はその人の本質が現れやすい。
男性を見極めるモノサシにしている女性も多いと聞くけど納得。
自分は大丈夫かなぁ…（汗）
リタの心を掴んだのは、威厳でもテクニックでもなく、やはり…。
タイムループの細かいことは気にせず、温かい心で観たい、そんな作品です。
