大輔

ターミネーター3の大輔のレビュー・感想・評価

ターミネーター3(2003年製作の映画)
3.0
ジェームズ・キャメロンでもないし、エドワード・ファーロングもいないし、3作目なのでネタ半分で覗いたのですが、意外にもすんなり入ってくる単純明快なアクション映画でした。めちゃくちゃ面白いわけではないけど、酷評するほどでもないかな。

ターミネーターのアイデンティティをシュワ氏と捉えてしまったので量産型の別物を登場させる点、あの素晴らしい2のエンディングはなんやったんやと思わせてくれますが、それもそこまで気にならず。

舞台はT2から10年後。最後の審判の日を見届けてからサラ・コナーは八欠病で亡くなったらしいんだけど、戦争の未来は変わらず。ジョンは抵抗軍のリーダーであり、未来から来たロボット軍に狙われるという設定は2と同じ。

設定、ストーリー、シュワさん以外のキャスト、おそらく全て2を超えません。ツッコミどころもたくさんあります。特にジョンが軽い雰囲気だったのは残念でした。
アクション映画なのでその辺りはわりとどうでもいいです。

今回のアクションもそれなりに楽しめました。このシリーズは、倒し方が分からない絶望感が楽しい映画。その1点さえこだわってくれればそれでいいです。欲を言えばもっと斬新な新機能があったらよかったのに、とはおもいました。車になるとか。

まぁでもこんなもんだろうね。
大輔

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