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暗いところで待ち合わせのjuriのレビュー・感想・評価

暗いところで待ち合わせ(2006年製作の映画)
3.8
乙一といえば山田悠介と並び中学生のとき流行った作家で、当時はホラーというかグロテスクな描写がすごく印象に残っていた。本作の原作は20のときの元彼に勧められて読んだのだけど、こんな優しい話も書くんだ!と驚いた記憶がある。

天願大介といえば「デンデラ」であり「オーディション」の脚本家でもあると思うのですが、ホラーが得意なんでしょうか、なんか本作でもちょっと怖いシーンが多くて電車に轢かれるシーン繰り返したりとビビリな私は参りました‥。上手く撮れたから使いたかったの?と思ったり。

私も内向的だし若干引きこもりぎみの人間なので、途中田中麗奈が杖を持って歩き出すところは泣いてしまいました。いま引きこもってしまってたり、人間関係上手く行っていなくて悩んでいる人にオススメしたいお話。
また小説を読み返したい。
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