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歌え!フィッシャーマンのeigajikouのレビュー・感想・評価

歌え!フィッシャーマン(2001年製作の映画)
4.0
公開時に名古屋へ遠征して名古屋シネマテークで見た。
すごく寒そうなのにオジサン達頑張って唄ってた記憶。
《ここはヨーロッパ大陸北端ノルウェーのさらに最北端の小さな町ベルレヴォーグ。ロケで当地を訪れたイェンセン監督は、たまたま地元のコンサートを聴いた瞬間、勇敢で、力強く、情熱こめて唱う、この世界のすみっこの人々に心を揺さぶられた……90年の歴史をもつ「ベルレヴォーグ男声合唱団」のメンバーは、車イスの指揮者、96才&87才の「ストランド兄弟」を始め、ハシシ中毒の元放浪者、元コミュニスト、元カサノヴァ)などツワ者の「オヤジ」揃いだが、皆、今はさびれたこの町でありきたりな生活を営んでいる。しかしひとたびお喋りが始まると、練習前でも後でも、コーヒーを片手に、手製の「魚の舌」(鱈のフライ)をつまみながら、その素晴らしい個性が〈暴露〉されてゆく。勇壮なカンヅメ工場の歌、繊細な讃美歌の素朴な魅力を、メンバー同様クレイジーな監督が仕掛けた風雪まみれの決死の合唱ロケや、変わりゆく時代に直面する今、彼らの「ありきたりな人生」の真価が結実するロシア・ツアーは感動的だ。このドキュメンタリーの大ヒットで、彼らはノルウェー国内のみならず、9・11テロ直後に北米ツアーを敢行した。初恋の人と54年ぶりに再会したメンバー(71才)もいるという。》名古屋シネマテークの作品解説より
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