もう二度と再現できない、私が確かに生きていたはずの時間が不意に現れて帰りたくなった。あんな不安定な景色はもうどこを探しても存在しないだろうし、覚えてもいない時間なのに。
求めていた全てが詰まっていたんだよ。
これが満点じゃなきゃ何なのさ。
俺のジエンドを見つける為にポストロックを聴き漁っても出会えなくて、でもやっとこの映画を偶然観ようと思い立って劇中にようやく辿り着けたと思ったのに、また音楽プロデューサーか作った架空の人間でしたとさ。
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少なくともこの像を物語の中で作り上げたってことは必要としてる人間が溢れるほどいるはずなんだよ。世界を救ってくれる人が現れるのを耐えながら待つよ。頑張る。
