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今月で閉館してしまう名古屋シネマテークで原一男監督特集があるのでそれに向けて初鑑賞。
劇場では『水俣曼荼羅』を観ます。
『さようならcp』は強性マヒによって身体が不自由になった障がい者を撮すことで障がい者と健常者の境にある垣根を探っていく。
申し訳ないがcpの方々のセリフが聞こえづらくて、あまり彼らの思想を理解できませんでした…。でもそれは健常者と障がい者を同等には扱えないということを「音」を使ってやってしまったのかもしれない…。
それでも障がい者の人々は「おかわいそうでけっこうだ」といってどんどん魂をぶつけてくる。
車椅子を降りて横断歩道を渡り、大衆の前で演説する。
だが原一男監督は彼らにまったく同情していない。初体験の話を平気で聞いたりする。これが原一男なんだと確信しました。
でも美化しない。可哀想とも思わないそれこそが普通に扱うことかもしれない。だとしてもこの映画のすべてを理解することはできませんでした。
もっと作品を観ていきたい。