白人が支配する映画業界の1960年代を舞台に、黒人が主人公で黒人での集客を狙った初の商業映画を作り上げる為、私財を投げ売りつつ難航する資金集めから、様々なトラブルや白人からの妨害を乗り越えながら 【ブラックスプロイテーション】と呼ばれる ジャンルを開拓した黒人映画監督のなかなかアツいストーリー。
EWFやスライ等のファンク系ブラコンアップテンポ劇伴に当時の黒人社会も描かれながらも、それでいて Light glueな結構明るい作風。
有名な黒人主演映画『黒いジャガー』より前の作品で『スウィート・スウィートバック』の主人公の息子さんがこの映画の監督と主演をこなしているのにもビックリ!(それもなかなかのイケおっちゃん!)
…劇中の息子はこの人って事は、あのシーンは本人かい!😂
ほぼ同時期で同じ映画業界の裏側を描く、鱈の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン……』より反骨的な内容の作品で個人的にはこっちの方が印象的。
本作品で描かれた苦労と苦心の結晶(?)の作品『スウィート・スウィートバック』をいつか観て観よう!😁