ベべべっち

暗い鏡のベべべっちのレビュー・感想・評価

暗い鏡(1946年製作の映画)
4.1
テリーorルース?

3作目のロバート・シオドマク監督作品。
今のところ全部おもしろい😳
この監督けっこう好きかも🤭

殺人事件の捜査をする警察と、容疑者の双子の姉妹の攻防が描かれる今作。

医者の男が殺されているところから始まる冒頭。
主人公の刑事のおじさんの調査の結果、容疑者として1人の女が浮上する。
「犯人はこの女しかいねぇ!」と思い、自信満々に自宅まで突撃するが…

「ちょっ💦同じ人間が2人おる!?😂💦」
と、困惑する主人公の刑事。

犯人だと確信した容疑者の女は、一卵性双生児の双子の姉妹だった😨ガーン
…という物語。

双子の姉妹を演じていたのは、オリヴィア・デ・ハヴィランドさんという女優さんで、1人2役。
CGなどがない時代なので、鏡などを効果的に使った演出が秀逸なのはもちろんなのだが、それ以外に何ヶ所か「どうやって撮ったんだろ?」っていうシーンがあってびっくり。
とにかく、違和感は全然なかった。

見た目は瓜二つの双子だけど、性格は全然違う。
そこの演じ分けも申し分なかった。

内容に関しては、犯人を特定する方法が面白い。
まず、実際のところはわからないけど、映画の中だけでいうと、見た目が全く同じな双子を特定する方法はないっぽい。

でも、絶対にどっちかが犯人だ!と確信を持っている刑事が、考え出した方法は…

知り合いの心理学者に「どっちかはサイコパスだから心理テストで何とかしてくれ〜」というもの。

…ウケた😂

でも、決してふざけている訳ではなく、真面目にストーリーは進んでいき、、、
クライマックスの攻防は、かなり見応えがあった。

だって、観ているこっちもどっちがどっちがわからないし🙄💦