肉鹿

野良犬の肉鹿のレビュー・感想・評価

野良犬(1949年製作の映画)
3.3
終戦直後の東京。新米刑事が満員電車で盗まれてしまったのは拳銃。責任を感じベテラン刑事と犯人の行方を追うが、銃声が止むことはない———黒澤明監督作品。

三船敏郎さんの顔がいい!
小綺麗ver.と薄汚いver.が出てくるけど、圧倒的に薄汚いほうが魅力的でギョロギョロした目力の強さがより際立ってた!
でもほとんど小綺麗ver.だったから物足りなくて悲しい😭

淡路恵子さんはドレス着てくるくる回転してるシーンが印象的。演技は拙かったけど、ここがちょっと悪夢的で怖かったです。

実際のドヤ街や野球場で撮影されたというシーンは臨場感あったし、サスペンスとしての緊迫感が終盤になるほど強くなって目が離せなくなるのはさすがのひと言。
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