数々の映画で爆破やカースタントを演出したブルースロウ(因みに劉家榮はブルースローと表記するらしい。紛らわしいわ!)が監督を務める一本
噂には聞いていたがとんでもない問題作だった…笑
まず誰が見ても分かるようにオウムの事件を元ネタにしていて、中田さんの演じる教組がモロそっくり(スティルブラックの教組はイケメンで腕っ節強かったな
ご丁寧に作中に毒ガスも出してきてます
正直見る前はそれがこの作品のポイント?かと思ってたけど実は違った
本作のドラマパートが全然胸に来るものがない、というか劇中の人物が誰にも感情移入できない!ブルースロウがこんな銃撃戦、こんな爆破をしたいというのをもとにストーリーが進んでいくからか、主人公二人以外味方サイドが全員無能でとにかく一般人が死ぬ(子供も容赦なく射殺!因みに子供は三船敏郎の孫
主人公らも交差点で当たり前のように衝突事故を起こして謝りもせずに立ち去るわずーっとブチ切れてるわで全然魅力を感じなかった
なんかこの感じ既視感あるなと考えたところマイケルベイ映画には似てるなとは思った
でもマイケルベイでももうちょっとストーリーは重視するでしょ!笑
もちろんストーリーを犠牲にしてまで作ったアクションの数々は単体で見ると大迫力なんだけども、映画として見たときにはうーんとなってしまった
なんか不思議な体験ができる一本
ジュリアンチョンの感じからG4特工を思い出したりなんかもしたり