Mariko

パラダイン夫人の恋のMarikoのレビュー・感想・評価

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)
2.8
その昔テレビで観て途中でやめたヤツ。サスペンスのようで法廷もののようで、でも不倫あり夫婦愛(?)ありで、盛り沢山過ぎてどれもちゃんと描けてない、色々つけ加えすぎた劣化レベッカみたいな印象。

私はかなりのグレゴリー・ペック好きなので今回最後まで観たけど、ヒッチコックの中ではかなり退屈な部類に入る。
ただ、ヒッチコックの変態性が顕だし、『アラバマ物語』で世界一の弁護士を演じたグレゴリー・ペックが、もし私が被疑者になったとしたらこんな男には絶対弁護して欲しくない!みたいな人間臭い(悪い意味で笑)弁護士やってるのも見られるので、まあ観る価値ゼロではない。
Mariko

Mariko