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飾窓の女のmajiziのレビュー・感想・評価

飾窓の女(1944年製作の映画)
4.0
もうドキドキしたわ‼️これぞラング。
このラストは少々ズルいと思うけどめっちゃ安心したのでまんまとやられました。

だいたいあないな美女がくたびれたオヤジをホイホイお家に招くかいな。しかも誰かの愛人やのに!などと思いつつも、どんどん展開が泥沼化するので引き込まれます。

主人公のお友達のおじさんたちの仕事に関する知識や近況がさらりとストーリーに関与しており、見せ方も無理なくスマート。

下心は結果的にえらいこっちゃになるということをラング作品で何度も見せられてきたわけですが、皮肉もきいていて面白いので最高の教材です。
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