まるまる

パルプ・フィクションのまるまるのネタバレレビュー・内容・結末

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

トラボルタとサミュエルジャクソンの追い込み。
負い目から危機感持ってる奴があれやられたら怖いだろうなぁ。
トラボルタは部屋に入るなりキッチン押さえてるし。
サミュエル
全然関係ないハンバーガーの話楽しそうにしてるよw
威圧的だけど、フレンドリーな話題で
なんとかなるかもって希望持たせといて、
一言も相手の言い訳とかしゃべらせない。
質問攻めで、逃げるとか謝るとか、
肝心な方で頭なんか回させない。
抵抗する気も逃げる気もうまいこと
全部刈り取ってるよね。
こわ。
会話で主導権とって、
メス豚に突っ込むような真似したとナンクセ吞ませて、
聖書そらんじたと思ったら
それを合図にドカドカぶっ殺しと。

たそがれ清兵衛の膳右衛門は、
刺客の清兵衛の刀が竹光だと知って
命乞いモードから豹変した。
背を向けてる清兵衛に
そのまま斬りかかるんじゃなくて、
ナンクセつけはじめるんだよねw
竹光?おまえなめてるのかって、切りかかる。
なんだかあれを思い出したんだけど
なんだろう。
人を殺すことに慣れてる人は、
いいがかりでしかなくても
殺す理由を仕立て上げなきゃ
やりにくいものなのかな。
僕ら一般人が
あんま気の進まない仕事するときに
あれこれモチベーションでっちあげるみたいに。

ま、こっちの場合は
ただのドSなんだろうけどw
よくできた映画って、見当違いでも
いろいろ想像とか妄想できるからおもしろい。

タランティーノって、どこからこういう話持ってくるんだろう。
無類の映画好きとか聞いたことあるけど
わりとこういう演出って、この手の映画では多いのかな。
映画からってより、知り合いにそういう人がいるのかなとか思った。
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