鹿shika

インサイド・マンの鹿shikaのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
4.5
マンハッタンの銀行で、強盗事件が発生する。色んな方法で捜査を錯乱させるなど、緻密に練られた計画の裏に隠された犯人の動機とは、、

犯人グループのリーダー、交渉する捜査官、銀行の会長から指名を受けた女性弁護士の3人の視点で描かれるので、飽きが全く来ない!

しかし、Netflixの『ペーパーハウス』はこの作品が元になってるのかな?そうとしか思えないくらい同じだったね。

私スパイクリー監督の作品大好きなんだけど、この作品は見たことがなくて、じっくり見たくて後回しにしていたことを後悔した!まじでかぶりつきながら見ちゃった

まず、「インサイドマン」は、詐欺用語で、詐欺の主犯という意味なのです。
だから強盗ものだけど、詐欺のように頭を使う作品ということがわかる。

そしてこの強盗犯の動機が、ナチスが絡んでいることが分かってくる。それによって、捜査官や女性弁護士などが、銀行の会長に不信感を抱き始める。

そしてこの映画のかっこいいのは、ラストですよな!!!
最後、ボスであるダルトン・ラッセルと捜査官のデンゼル・ワシントンがすれ違う瞬間ね!
肩ぶつかったとき、「あ、なんかやったな」と思うし、こうだろうなと予想はできるんだが、それでもかっこいいと思うのは、この二人の演技力にあるんだよな!

私は、敵と味方が共闘するという構図ほど好きなものはないんだよ。
いや、みんな好きだろう?
鹿shika

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