第十七捕虜収容所のryusanのレビュー・感想・評価

ドイツの第7捕虜収所。自由を拘束されながらも明るく生きるアメリカ人捕虜たち。
ある日２人の捕虜が脱走を試みるが失敗してしまう。
どうやら同じ捕虜の中にスパイが居て事前に情報が漏れていたらしい。
次第に普段ドイツ人と交流している便利屋のゼフゾンが疑われるが、本当のスパイは他にいた。

辛い環境の中でも明るく生きる捕虜たちの日常と、誰がスパイかを探し出すじりじり感が絶妙のバランスで進む。
後の名作大脱走の素地も随所に見られます。