クリーム

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖のクリームのレビュー・感想・評価

3.3
ジャケ写と監督につられ観賞。ウイルスによる感染者が猛威をふるう昨今の感じを想像してたら、それを封じ込める為の政府と住民のバトルだった。もっとヤバいウイルスやヤバい実験による…みたいなのを期待してたので、かなり違いました。それなりに楽しめるけど、好みでは無かったです。

夜中幼い兄妹がふざけていると父親が斧を持って家を破壊していた。母は殺されており、灯油をまかれていた家は全焼。兄妹は大やけどを負い、捕まった父親は狂っていた。 消防団が火を消火しに向かうと奇妙なことに軍人がいた。 診療所にもガスマスクを付けた軍人があふれているのだった。



ネタバレ↓



細菌兵器トリクシーを積んだ旅客機が町に墜落し、水道水に流れた事により、感染者が続出。国の上層部は戦闘機を派遣し爆撃する計画を立てていた。
兵士達は住民達を強引に高校に連行。
酷い人権侵害に怒った住人と兵士の銃撃戦になり、感染者達は凶暴になって行った。
ウイルスに感染すると一日目に興奮状態に陥り、二日目に死亡。または脳が冒されて廃人と化す。死ぬか狂うか。
ウイルスの開発者ワッツ博士が抗体を発見するも雑踏に巻き込まれ死亡。感染者の血液をぶちまけ益々、混乱。
指揮を取っていたクリス大佐がその後、感染者の隔離に成功。
しかし今度は、隣町のルイビルへ行き、そこを隔離しろと命令される。彼がヘリコプターに乗り込んでEND。

軍の組織構造を皮肉ったコメディ。軍の融通の利かない対応が混乱を大きくしていく様が描かれる。全員無能過ぎる。また、感染者の外見がちょっとおかしく、狂暴になる位なので、感染したか解りにくく、恐ろしいとは思ったが、そんなに面白くは、ならなかった。
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