ねぎおSTOPWAR

ビースティ・ボーイズのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ビースティ・ボーイズ(2008年製作の映画)
3.6
これね、Filmarks登録のあるものの中で、マ・ドンソクが最初に出演した韓国映画なんですよね。
実際はそれ以前にイ・ドンソク名義で
「風の伝説」2004
「天軍」2005
「サンデーソウル(オムニバス)」2006 日本ソフト発売なし
「私の生涯で最悪の男」2007(マ名義)
4作品あるんですよね。

今作のマ・ドンソクさんはホストでかつオーナー?のチャンウ。金を借りてはギャンブルでスッてしまうどうしようもないホストのジェヒョンはハ・ジョンウが演じます。そのジェヒョンの同棲相手のハンビョル(イ・スンミン)の実弟スンウ(ユン・ゲサン)はホストの道に引きずり込まれ・・
全編に渡って《夜の人間たち》の生態が描かれるので、観ていてあまり気持ちのいいことはないです。


監督はユン・ジョンビンさんで助監督はイ・イリョンさん。
ユン・ジョンビンさんとは、1979年生まれで2005年「許されざる者」で長編監督デビュー。
2011年「悪いやつら」
2014年「群盗」
2018年「工作 黒金星と呼ばれた男」
などを監督。
実は製作Pとして「いつか家族に」(ハ・ジョンウ監督)や「金の亡者たち」にも関与。
他にも製作Pや+脚本で参加しているのが・・
「華麗なるリベンジ」と「復讐の記憶」です。
これらは今作で助監督のイ・イリョンさんの監督作品。
・・こうして眺めた時、映画人ユン・ジョンビンさんが世の中に提示したいものが見えてくる気がするんですよね(ってちょうど「梨泰院クラス」のテーマ聞きながら書いていたら熱くなってます🤣 )。

ハ・ジョンウとは繋がりが濃いようですね。
パク・チャヌク氏の流れやイ・チャンドン氏のそれ、秀film、外柔内剛・・とはまた別の映画世界が育っていくのを見るのは嬉しい限りですね!


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