とぼけたユーモアとペーソスがハマります。
こういうの好き。
対立関係にある国、エジプトの音楽隊が任務でイスラエルに来たけれど迷子になって…。
題材はともかく、政治的なことやアラブとユダヤの民族的なことは表面上は触れられていません。
個々の人間レベルでは対立など微塵もなく、分かり合い友好を深めます。
チェット ベイカーやマイケル ジャクソン、オマー シャリフ、ガーシュウィンまで世界的クロスカルチャーによって民族を意識させない作りです。
それでもオフビートなノリの中にそれぞれのベースにある解決できない問題を感じさせられます。