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タロス・ザ・マミー/呪いの封印のslowのレビュー・感想・評価

2.8
殺人タイヤ…『ラバー』
殺人エレベーター…『ダウン』
車に変形する『トランスフォーマー』

今や何があっても驚く事はないだろう。
いや、それは間違いだった!!

まだ「ガーゼ」がいた!

そう、本作に登場するのは
宙を舞う人食いガーゼ…!Σ( ̄□ ̄;)
それが『タロス・ザ・マミー』だ♪

誰が想像したであろう…
「ミイラ本体」じゃなく、
まさか包帯のヒラヒラが
人を襲う姿を…!!Σ(゜Д゜)

あらすじをザックリ言うと、
"封印された極悪王子タロスが
現代に復活し,人間を襲う! "ッてはなし。

エンタメ的なミイラ映画
『ハムナプトラ』とは違って、
コチラはダーク風味。

アメリカとイギリス合作なのもあり、
出てくる主演俳優も、
中国系俳優ジェイソン・スコット・リーと、
ヒロインをイギリス女優が演じている。

それだけじゃなく、
オカルト能力を使って、
事件を紐解くキャラがいて、
その能力が「今から殺される人間の視界を覗く」
とゆうものでなかなか面白い♪

そして、本作の悪役であるタロスは、
"包帯"が本体、いわばガーゼなので、
ヒラヒラと宙を舞って、
どんな所でもすかさず侵入し、
ガサガサーーッ!っと
人間を絡めとるのはビックリする!!(/ロ゜)/

できればミイラが襲うのを観たかったが、
ガーゼが人を襲うのは
かなり貴重だし、斬新で面白かった♪w

まさに今作は"包帯愛"に溢れている♪

ストーリーもひねりがあって、
ヒロインと刑事とのラブロマンスさえも
ラストの伏線になっており、
衝撃ラストに口あんぐりになる!!Σ(゜Д゜)…

きっと監督が『包帯愛』を
まんべんなく撮ってるうちに,
ストーリーよりも
タロスとジェイソン氏の事が,
好きになったのかもしれない。

王道B級映画に飽きて、
いるか分からないが、
包帯フェチな方がいたら、
観ても損はないかもしれない…♪
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