Tatsu

フェイスのTatsuのレビュー・感想・評価

フェイス(1997年製作の映画)
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デイモン・アルバーンの初出演作。なのはともかくこれは素晴らしい。特に前半。撮影が美しく、マイケル・マンというよりは、ポストヌーヴェルバーグのような、自然光と夜の質感。特にカーライルとレナ・ヘディのラブシーンになるとその強度が増す。レナ・へディの寝顔に被さるライティングの美しさ。最早チャラついてるのか硬派なのかよくわからない不思議な感触ではあるが。ポップスと編集は時代を感じさせながらも、なぜ後に出世するのがアントニア・バードではなくダニー・ボイルなのか。
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