しちみ

はだしのゲンのしちみのレビュー・感想・評価

はだしのゲン(1976年製作の映画)
2.5

《 Do not make a movie if the media limits the media! 》

少し前に閲覧制限だの図書室に置くなだの色々と話題になったはだしのゲンですが私には何がそんなにダメなのか正直理解できません〜(´・∀・`)
初めてはだしのゲンを知ったのが小学校低学年の時ですが大分ショッキングな物だったのは確かです。
でも、それが子供に悪影響なんでしょうかね? 私はそれこそ見させられた当時はトラウマに近いものがありましたがお陰様で戦争について理解を示し、忘れないように心がけるキッカケにもなりました。

この映画も目を瞑りたくなるようなシーンがありますが作られた時代が時代なのでまだマイルドな方だと思います。
最近はどのジャンルもリアルを追求して作られてるから案外昔の方が見やすかったりして(^_^;)
役者さんたちもみんな熱烈な演技で素晴らしい。子役の子はちょっと違和感感じるところもあるけどこの時代でここまで出来たらお母さん感動だよ( i _ i )
古い作品の中に良さを感じれる映画でした。

閲覧制限には反対派の私です。
見たくないもんは見なくて良いし見たいもんは見れば良い。けど見たいのに見れない環境って言うのは情報センスを衰えさせる。興味があるなら周りが何と言おうと追求する事。この映画から見える昔と現在の時代背景の違いもある意味面白い。
メディアを操るのはあくまで私たちの方です!ニュースや規制に囚われて発信者の操り人形には皆さんならないように気をつけてくださいね!
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