OSHO

ヒポクラテスたちのOSHOのレビュー・感想・評価

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)
3.5
1980年代、日本の青春映画の金字塔だった映画。
初鑑賞。

学生運動の団塊の世代、バブル景気でもてはやされたバブル世代の狭間の『しらけ世代』(1955年前後生まれ)、
『しらけ世代』の若者を象徴する映画。

京都にある大学病院付属の医学部の6回生。
6人でグループを組み、各科の医療を体験する臨床実習している。

第二の松田優作といわれた古尾谷雅人
伝説のアイドル、キャンディーズ解散後の伊藤蘭(水谷豊の妻)
東京乾電池座長で妻も子もいる医学生役の柄本明(柄本佑の父)
らが一つの臨床実習グループ。

外科の担当は原田芳雄さん、
小児科には、まんがの神様、手塚治虫先生!

他にも後に有名俳優になる俳優たちがたくさん出演。

淡々とした映画で、1980年頃の世相や医学事情を知るという意味では面白いし、セットとかのこだわりは好き。

ただ、ラストの大どんでん返し?!は、説明だけでなく映像で示してもらいたかった。
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