スローモーション男

いぬのスローモーション男のレビュー・感想・評価

いぬ(1963年製作の映画)
3.4
やっぱり微妙…。ジャン・ピエール・メルヴィルの映画はまったくハマらない…。

 この中に警察の"いぬ"がいる!
犯人捜しを始めるが、これが大変なのはキャラクターがよく分からない。

相変わらず、ショットの美しさが際立っていました。
冒頭のトレンチコートの男が歩いているだけで、永遠に見ていられる。今回はセリフも多くなっていました。

 しかもメルヴィル作品はテンポが遅いので眠くなってきます。
結局誰が悪者だったのか最後までよく分からなかった…。ミシェル・ピコリが黒幕ってこと?

『サムライ』しか本当に面白くないのでメルヴィルのギャング映画やめて『海の沈黙』『モラン神父』を観てみる。