メイマーツインズ

市民ケーンのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
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【名作を観ようシリーズNo.38】

《新聞王ケーンの”光と影〟》

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オーソン・ウェルズが監督・共同脚本・主演で、20世紀のアメリカ映画を代表する名作に挙げられている作品。
日米開戦直前の1941年公開ということだから、アメリカの歴史的にも重要な作品となっている。

新聞王ケーンの死後に、彼が最後に遺した言葉”バラのつぼみ〟の意味を新聞記者が追っていき、ケーンのかつての関係者を通じ、彼の生涯を紐解いていく物語。

実在した新聞王ハーストをモデルにしているらしいけど、正直言って日本人の自分にはあまりピンとこない内容…
パーティのシーンは、とてもエネルギッシュでパワーを感じる!
ケーンを通じて、成功者の”光と影〟、特に”影〟部分の描写が奥深く、約80年前の作品としては、高い完成度!と思うけど…
ただ、目が肥えている現代人が観て名作と感じるかは微妙…(苦笑)
やはり古典的名作を、今の自分たちの感覚で評価すべきじゃないと思ってしまう…

今更なぜ、この作品?
そうです!デヴィッド・フィンチャーの、あの話題の新作を観るためです…(笑)