ぢん子

クロスロードのぢん子のネタバレレビュー・内容・結末

クロスロード(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラルフ・マッチオ! 言いたかっただけです。

ブルーズが好きなので(詳しくはない)、ブルーズは黒人音楽、白人はカントリー、という部分がちゃんと描かれてて嬉しかった。言葉に語弊があるけど。

主人公ユージーン17才。ジュリアード音楽院?の学生。ウィリーおじいさんにおちょくられるのも無理はない。年齢的に孫だし、ブルーズ好きがジュリアード?、みたいな。

南部の怖さを映画で知ったけど、あのギター対決の皆さんの服が黒すくめ、というブードゥーみたいな怖さは初体験。なんなんだ。

そこまでは割と順調だったけど、クレジットに出てたスティーブ・ヴァイがまさかのギター対決の相手! 
ほとんどの劇中曲がライ・クーダーなのに、意味がない。冗談やめてくれ!!
そこから一気にコメディ。
また、そのシーンが長い。
そして、良きラストに少々救われる。

ウィリーおじいさんのトラウマシーンのセピアな感じ、スーツ姿とか、細々した所が、ブルーズを感じさせて、こういう映画もあったんだな、と嬉しかった。
黙って去って女の子にお金渡すとことかも良かった。
ユージーンよ、悲恋はブルーズマンとして人間として成長させるんだよ、と偉そ振ってみたり。

セピア色のクロスロードが出てきた時や、ウィリーおじいさんのトラウマとかゾクゾクした。
なのに、スティーブ・ヴァイさんだもんなぁ……泣
ぢん子

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