クリントン元大統領のスキャンダルを題材にした小説の映画化。ジョン・トラボルタ演じる大統領選挙に出た政治家が、数々のスキャンダルによってピンチになるけど、周りの優秀な参謀たちが奔走して何とかする話。
普通に面白かったけど、最初の印象よりも結構シリアスだった。
あと、何でこんなにフィルマークス上で評価低いんだろうと思ったけど、多分タイトルのせい。パーフェクト・カップルの要素はまったく感じられない。邦題をつけた人は、ちょっとどういうつもりだったのか話を聞きたいぐらい。
内容的には、登場人物に完璧な悪人もいなければ、完璧な善人もいなくて、黒でもなければ白でもないという、人間臭い色んな要素がある。つくづく、なんで原題のPrimary Colorsのままにしなかったのかしらと思う。