よしたか

ピカドンのよしたかのレビュー・感想・評価

ピカドン(1979年製作の映画)
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この作品、知りませんでした。
フォロワーさんのレビューを拝見し、
知りました。

短編アニメ作品、YouTubeで試聴可能、
とのことで、早速YouTubeで、検索、
すぐ見つかりました。

でも、タイトル[ピカドン]ですし、
内容も、大方予想できますよね、
他の方のレビューも拝見しました‥、
YouTubeの再生ボタン‥、なかなか、
押せませんでした‥。

観るまでにいろいろ考えました。。

予想通りでした。。。

ピカドン、当然みなさん、何か、
ご存じかと思いますが、もしかしたら、
聞いたことない方もいるかもですが、
広島、長崎に投下された原爆です。

自分なんかが聞いた風な書くのも、
憚られるとも思いましたし、
先ほど試聴しましたが、なんとも、
どう表現してよいのか‥、
ちょっと混乱気味、毎度稚拙な文章、
さらに纏まりないですが、ご勘弁を‥。

このアニメに登場する人々の、
当時の広島の日常なんですが、
冒頭からの、時計が時を刻む音‥、

「かちっ、かちっ、かちっ‥」

何も知らない人々にこれから起こる事、
時限爆弾が爆発するまでの、
描写のようで、観ていられず、
何度もやめようと思いました。

昨日までと同じ日常、今日があり、
明日もくる、と誰もが、当然の様に、
思っていた筈、そんな風景が、
描かれています。

どうしても、自分と重ね合わせて、
いろいろ考えてしまいます。

冒頭の、小さな男の子、ちょうど、
ウチの子と同じくらいなのかな‥、
お父さんに抱っこされて‥。

時折ある描写、きれいな花や、
美しい青空、やさしい音色のBGM、
セリフのない演出‥。

これから起こる事を思うと、
より一層胸を締め付けられるようで、
戦時中の、ある日常の一時が、
ずっと続けば良いのに‥、
と思いましたが、当然のように、
その時は、やってくるわけで‥。

人を傷つけてはいけない、殺人、
戦争はダメ、当然誰もが、
わかっている、と思いたいですが、
過ちは繰り返されているわけで‥。

みんなちょっとだけでも優しく、
誰にでも、傷ついたら悲しむ人、
いるわけだから、そう思えば、
戦争なんて出来ない、こんな悲劇、
起こらないのに‥、と思いましたが、
甘っちょろい戯れ言でしょうか‥。

本当を言うと、みたくなかった、
目を背けたかったですが、
みるべき作品だと思いました。