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拳銃の罠のlemmonのレビュー・感想・評価

拳銃の罠(1958年製作の映画)
3.7
本作を観て改めてリチャードウィドマークは演技が素晴らしいなあと思った。

主人公はギャングに手を貸すこととなった警察官の息子。
父とは疎遠。
弟は自分の元恋人と結婚。
過去に父に逮捕された経歴まで。
そんな複雑で繊細な男を説得力十分に作り上げていた。
物語が進むにつれての心の変異がまた実に巧みである。

当初、ウィドマークの西部劇なのかなあと思っていたら、サスペンス・ギャング風味もあり、現代ドラマ的な印象もあって、一風変わっていて楽しかった😊。

そして、「神の小さな大地」で肉感的で作品のエネルギーとなるヒロイン、「決断」で重要な要素となるヒロインが印象的だったティナルイーズが妖艶で美しい。出番少なめなのが惜しいが😖、存在感はしっかりあった🥰。
※御贔屓のレビュアーさんがアップされていて「ティナルイーズ!」と手に取った🤣。


リーJコッブの太々しさも流石である😄。
アールホリマンの弱さもまたグッとくる。


これはなかなかよかったなあ😄。
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