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アルティメットのぉゅのレビュー・感想・評価

アルティメット(2004年製作の映画)
3.7
2021年 鑑賞 21-183-8
「96時間」等のピエール・モレル監督、「レオン」等のリュック・ベッソン氏脚本・製作の、スタントマンやCGなしのアクション作品。

年々悪化する犯罪に悩まされた政府は、無法地帯を壁で囲い、犯罪組織の孤立化を試みていた。無法地帯に住むレイト(ダヴィッド・ベルさん)は、麻薬売買を許せずにいて、あるグループから麻薬を奪い、水で流して商品を台無しにしたことで、リーダーのタハ(シリル・ラファエリさん)に目をつけられ、報復としてタハは部下のK2(トニー・ダマリオさん)に、レイトの妹のローラ(ダニー・ヴェリッシモさん)を連れてくるよう指示するが、K2がローラを連れてきた時には、レイトはすでにタハのもとに先回りし、逆に兄妹がタハを人質に取る形になり、警察署に連れて行くが、裏切りに合い、レイトは監禁、タハは解放され、ローラは組織に連れ去られてしまう。それから6ヶ月後、麻薬売買の取り締まりで違法カジノを摘発し、エリート警察としてのキャリアを着々と積み上げてきたダミアン(シリル・ラファエリさん)。ある日ダミアンは、国防長官から、特殊任務を言い渡され...

同じくリュック・ベッソン氏が関わった作品で、「ヤマカシ」のアクションに近いと思った。でも、こっちの方が私は好きだし、リュック・ベッソン氏もこっちの方がやりたかったのかなぁ?とも思う。

ダミアンのアクション、最高!多彩な足技に、ぶち上がり!後ろ回し蹴りのスローモーションは、もう骨抜きだ!

壁の地区での爆弾解除のため、ダミアンとレイトはバディとなる!はずだった...
別意味のダミアンのハンドル捌きが、最高だ!

晴れてバディとなった2人だが、万事休すの連続... トイレの抜け穴から、タハの一派の基地を脱出し、爆弾解除に向かうのだが...

タハの置き土産の大男が最後の門番で、彼との格闘は、もう有り得ねぇ、人間じゃねぇ、と突っ込み入れたくなるが、ダミアンとレイトが揃えば、最高最強の結末となる。

“例え死んだとしても 兄を信じて死んだ方がマシ!”
爆弾の●●コードの不思議さにより、ダミアンとレイトが対立し、助け出したローラも参戦し、爆弾は無事爆発せず、沈黙状態になった。

最後はまさしく、日本のTVシリーズの時代劇のような展開になる感じが、とてもすっきりとした!ダミアンとレイトが、お互いに欠けている所を補い合う。それはまさに、最高のバディで、私も観たかったし、リュック・ベッソン氏もやりたかった作品なのか?と、改めて感じた!続編もリブートも製作されたことが、それを証明しているはず?違ったかな?実は●●?んなわけないんだよっ!
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