おすし

女はコワイです/恋する男のおすしのネタバレレビュー・内容・結末

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

最初の宇宙を表現してるとこから引き込まれる。
天文学大好きでおそらく女性に興味のないピエール。耳栓してるときのピエール目線ではお父さんの声とかピアノの音何も聞こえなくて、お父さん目線のときは聞こえてくるの面白い。
結婚しようとしてからはうまくいかなすぎて可愛い笑
通りがかりの女性にかっこつけようとして近くの車に我が物顔で寄りかかったらその車が女性のものだったり、若い女性の荷物持ってあげたらその女性はおばさんの荷物持ってあげてただけだったり、テーブルの下で女性と足絡ませてると思ってたらおっさんだったり。
一方で自分が興味ない人からは好かれちゃって。酔っ払いのお世話って大変だよね。笑

ステラにハマる瞬間とそのあとの熱中っぷりがすごい笑
指輪まで用意しちゃうしそれが落ちたら床壊しても取り返そうとするくらいだもんな笑

必死で追いかけて劇場?サーカス?にまで忍び込んだけどステラは息子がいるママだったっていうオチ。鳩飛ばしちゃったりステージに頭だけ出ちゃうてんやわんやが楽しかった。サーカスへのリスペクトが感じられた。ステラとは一言も話さないまま息子の「ママ」ですべてを分からせるさっぱりさがいいね。

見向きもしてなかった女性が、去ってしまう頃にはフランス語話せるようになっていて。女性の母国語が何か分からなかったけどラスト良かった。
「結婚してください」っていうところだけ字幕つけてあとは何言ってるかわからないところおしゃれ。
駅でせっかく会えてハッピーエンドかと思ったら何故か荷台みたいなのに乗ってて一瞬ちょっと離れるっていう笑
その時のピエールの顔好きだった。
折り返してたからきっと戻ったんだろうなぁ。そこで切る粋さといったら。

終始おもしろい映画だった。



2023-25
映画館-8
おすし

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